■北海道・いんちき釣師の釣日記・平成16年9月分■

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平成16年度・いんちき釣師の釣日記
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9月3日(金曜日) 【豊平川】 快晴
 仕事を終えてから張り切って豊平川へ。明日の「釣り大会」への予行演習。先日の場所に車を止め、今度は橋を下流へ下ってみる。ポイント・ポイントへ竿を入れてみるが、なかなかアタリが無い。大きな淀みの手前でようやく15cm程のニジマス。巨大なウグイさま。海で釣れる超巨大ウグイさまには比すべくも無いが、川で釣れるとちょっとびっくりする。”淀み”で川を下れなくなったので一旦岸へ上がり、林の中を抜けて行く。だいぶ林の中を歩き、再び川へ出る。大きなコンクリートの塊が幾つも川中央部にあり、ちょっと不気味。日も落ち始めて来た。このコンクリートは昔の定山渓鉄道の跡かしら・・・?なんて考えながら竿を出す。
「暗くなる前に戻らなきゃ・・・」とか「目の前の崖やら、コンクリートやら不気味やなぁ・・・」なんて考えてると、その不安が魚にも伝わるのか釣れない。魚が居ないわけでは無いと思うので、不安な気持ちを見透かされているのであろう。それでも場末の飲み屋の常連客のように「たいしてお金も使わないけど毎日来てくれて、嬉しいやら、嬉しくないやら・・・」って感じでウグイさま。ここらで引き返すか・・・って考えてたら、急に強力にアタリ。一瞬緊張したが底の方に引っかかってる感じ。「んー南区を釣ったかな」強めに引くと動く。「あー南区のビニールでも釣ったか・・・」と竿を持ち直し、川をのぞいて見るとなんと!魚がついてる!やばい!でけぇ!コイ??いやいやコイのフォルムではない。ニジマスだぁぁぁぁぁ。絶対上がんない。仕掛けは細いし、運悪く岩の上に居たので水面まで高い。先ず下に下りなきゃ。軽く混乱し、メダパニを掛けられている状態。仲間が居たら攻撃しているトコロだ。それにしてもでかい。35・・・いや40cmは超えてる。だましだまし引き寄せるが、ちょっと暴れられて仕掛けを簡単に切られた。0.8号じゃぁなぁ(泣)
 落胆し、リベンジを誓って終了。ここいらの”ぬし”とまで行かなくても”幹事長”クラスであろう。家に帰り家人にこの話をやや興奮気味に話すと、決まったりアクション。片頬に皮肉な笑を浮かべつつ「昔から逃がした魚は大きいってね♪」後日の雪辱を強力に後押しさせる。だぁー見てろよ!!!!

9月4日(土曜日) 【簾舞川 豊平川 石狩湾新港】 快晴
 昨日の興奮冷めやらず「簾舞川釣大会」へ。ちゃんと開会式から出ようと思っていたけど思わず寝坊。携帯の目覚ましかけたんだけど、通常着信と同じ着信音だったために「んー誰やねん。こんな朝早くに電話してくるアホは・・・」と無視。気付いた時は開会式が始まっている時間だった。急ぎ簾舞川へ向かう。7時半ごろ到着。周囲は車で一杯。なんとかスペースを見つけ、川へ向かう。おおーびっちり。竿を出す隙間は無い。係りの人とちょっと話す。「親子釣大会」ってテンションだ。お父さんと子供が釣りを通して触れ合う・・・的な。
 若干の温度差を感じながら他の場所へ行ってみる。本格的な装備の人もいるな。でも大体は普段着で片手にバケツを持っているよな感じ。魚は大量に放流されているらしく小さな子供で良く釣れている。もちろんこうゆう釣も大切。場所も無いことなので移動することにした。そうそう。昨日の雪辱戦。ここから車で10分程。昨日は帰りに道無き道を歩いて、思わぬ場所に出たので、今度は逆にその近辺に車を止めて、川へ。明るいと印象がだいぶ違う。早速、昨日の”幹事長”のポイントへ。こういうのはどれくらいの期間置くと、また釣れるモンなんだろう・・・?昨日の今日では無理かな。
以前京都・琴引浜沖で釣りをしたとき、80cmを超える大物マダイを釣った。そのマダイの口に何本も他の切れた針がかかっていたのを思い出した。歴戦の勇者だったのだろう。てなコトを考えつつも20〜25cmのニジマスが釣れる。強力な引きだし、普段であれば大興奮のトコロだが・・・盛り上がらない。あー昨日のはでかかったなぁ。
札幌周辺・エサ釣中心では1年に1回有るか無いかのチャンスだったなぁ。それでも前記サイズを10匹程釣った。午後には用事もあったのでお昼前には終了。終了直前、意外なほど近くでなにか「大型獣」の咆哮が聞こえた。でもここは谷になってるし反響して近くに聞こえたんだろう・・・と気休めを考えてると、再度咆哮。やばい威嚇されてるのでは?
辺りを見回すが人間の視力では目視での確認は不可能。わざわざ襲っては来ないだろうが・・・念のため爆竹を鳴らし、帰途へついた。魚は全てリリース。今日はイタドリが良かった。
 午後、用事がキャンセルだったのでなんとなく石狩方面へドライブ。ついでに石狩湾新港を偵察。入れる場所が制限されてしまったので樽川埠頭近辺が混雑していた。チカ釣半分、投げ釣半分位。チカは5〜12cm程のモノが多い人で30匹位かなぁ。投げ釣はシャコ。写真を撮らせてもらった。左の階段状になっているところでは小さなコマイがぽちぽち釣れていた。見ていたらちょっとでもいいから釣りたくなったので、渓流竿に渓流仕掛け、足元で貝を採ってエサにして釣り(笑) 何かが引くけど釣れない。深く沈めてみると案の定、カニが釣れた。

9月5日(日曜日) 【簾舞川】 晴れ
 ちょっと隙間に時間が空いたので、昨日の釣大会で残ってるお魚を見に簾舞川へ。先客で一人釣り人が居たけど、すぐに上流へ移動してしまった。ここは釣れないかな・・・?小さめに仕掛けを作り直し、イタドリで。たちまちニジマス、ヤマメ。籠の中の鳥を撃つようだ。だいぶ生き残っているみたい。来年まで元気で頑張ってね。入食いで終了。魚はリリース。昔小樽港で釣りをしていたらおじさんが話しかけてきて「魚は全部リースしてやった」と言っていた。誰に貸し出したんだか・・・人間思わぬところで恥をかくよな。気をつけよう。

     ヤマメ:15cmくらい
仕掛けを直している間ずっとトンボに止まられていた(笑)

9月9日(木曜日) 【石狩湾新港 石狩川方水路】 快晴
良い天気。仕事の間隙を縫って石狩湾新港へ。向かう途中仕事の電話が入ったが、構わず海へ!仕事は明日する。明日出来る事は今日しない。・・・釣りもそうなんだけどね。石狩では今、ハゼが釣れているらしい。樽川埠頭は相変わらず混んでいるので、花岬埠頭へ行ってみるが、立入禁止。神奈川県ではこの条例を無視して港へ入り逮捕者まで出ているというので、おとなしく他へ。石狩川放水路へ。誰もいないしまぁいいか。仕掛け投入後すぐにアタリ。20cm前後のハゼ。ブラーでちびガヤ。そこそこに遊んでもらい、日没で終了した。久々に星型棘皮動物を釣った(笑) この日は石狩には珍しく風が無かった。夕日も綺麗に見えて素敵だった。

9月12日(日曜日) 【石狩湾新港 花岬埠頭 石狩川方水路】 快晴
 夜中から起きて「どこに何狙いで行こうか?」考えてたけど、どんな資料を見ても釣れる時期ではない様子。結局場所は決めず「ハゼ」狙いにする。あまり力も入らなくなったので、もう一度寝て5時ごろ出発。手稲のフィッシュランドでエサと針を買って、「小樽」か「石狩」かでちょっと迷ったけど、午後からの用事を鑑みて石狩へ。花岬埠頭から伸びる階段状の所に入る。小物「ハゼ」なので針を小さい物に付け替えてちょい投げ。間断なくアタリ。ハゼ5〜10cm、カレイ5〜10cm、フグ7cm、なんだか分からない魚(たまたま横に居たおじさんがハゼとカジカの合いの子だって言ってた(笑)5cm、そしておなじみうぐい様25cm!
。入食いとまでは行かないけど、ゆっくり朝ご飯は食べられないくらいは釣れた。10時ごろからアタリが無くなり、人も増えてきたので場所移動。先日の石狩川放水路へ。ここではハゼ20cm、アブラコ15cm。向かって右手、石狩川サイドで何かを熱心に釣っている人が居る。あそこで何釣れるんだろう・・・?その人の帰り際に何気に道具を見ると、巨大タモを持っている。シャケか?! えーここって釣れるの?そして釣ってもいいの?
 12時半、帰って来いと矢の催促なので終了。大き目のハゼ、カレイ、アブラコをお持ち帰り。全部で20匹ほど。暑いくらいのいい天気だったし、面白かった。細い竿で小物を狙ってみるのもなかなか楽しい。
←ウグイ様
←これは一体・・・?
←石狩川方水路午前10時ごろ
←ハゼ20cmくらい
←アブラコ15cmくらい
【9月12日】
お誕生日おめでとう。
いつもお世話になってすいません。

9月15日(水曜日) 【小樽港 南防波堤】 快晴
 残り少なくなった北海道の「いい天気」だったので、仕事を終了。会社には「こんないい天気はもう来年までねぇよ!釣に行けないくらいなら仕事も辞める!」と、強引にキレて見せて一路小樽へ。仕事をするために産まれてきたんじゃない。まぁ釣をするためでもないけど・・・5号線から南防波堤に向かう道が新しくなっていた。防波堤基部の駐車スペースに行けない。邪魔にならない場所を探して駐車。隣にも釣の準備をしている人たちが1組いる。その人たちにやや遅れて防波堤へ向かうと、彼らが引き返してきた。あれれ?入れなかったのかな。行って見ると、工事はしているものの立ち入り禁止ではないみたいだけどなぁ・・・
咎められたら引き返すか。特に何も言われなかったので、問題なくスタート。今日は「軽く」なのでルアーロッドに軽装。お手軽。ブラーやらなにやら。ちょい投げでも、足元でも、旺盛な魚信あり。小さいガヤ、アブラコ、ややサイズの大きなガヤ、アブラコ。先端まで行って引き返してきた。んー何匹位釣れたかな。20〜30かな。お魚は小さいし、ご両親が捜していると困るので返してあげた。午後5時半頃には終了。明日も来ようかな・・・
←ガヤ・大きいの・18cm位
←アブラコ・小さいの・10cm位
←アブラコ・大きいの・20cm位

9月16日(木曜日) 【新川河口 石狩湾新港 東防波堤】 晴れ
 来年までない筈だった「いい天気」が翌日もやってきた。イレギュラーな出来事だ。「死海文書に載っていない出来事も起こるよ」と、謎の言葉を残し、石狩へ。明日は真面目に働きます。いそいそと向かうが、たまには趣向を変えて違う場所に行ってみたい。そうそう新川の河口も面白いって話を聞いた事がある。この名前の高校を卒業したのに、行った事無いし、偵察がてら新川河口へ。新川通りを突き当りまで行って、やや行きにくかったけど川沿いに河口へ向かう。砂利道。しばらく走ると、河口が見える。閑散として誰も居ないかと思ったけど意外な人出。親子連れ、カップル、家族連れ・・・ひょっとして憩いの場なの?
 釣をしている人も居る。おおっ!あの釣法は。シャケ釣している人が居る。2人も。「シャケですか?」と、聞くとややはにかんだような、あるいは悪事が露見した時のバツの悪そうな感じで「うん」。釣れないの?それとも釣っちゃいけないトコなの?ちょっと見学してたけどそうは釣れない。簡単には釣れないよね。さて河口辺りでちょっと釣るか・・・ってウグイ。
これは簡単に釣れる。しかも入食い。ほぼ100%でキャストのたびにうぐいうぐいうぐい。これ以上釣るとウグイの知識層が購読している「ウグイ日日新聞」に名前が載って、一生ウグイが釣れなくなってしまう恐れがあるので終了。時間も有ったので、石狩湾新港・東防波堤へ。家族連れ、カップル、一人で、などなど割と釣り人が居る。外側でも内側でもカレイ、ハゼ、そしてウグイ。熱心に網で何かをすくっている人や、帆立貝を釣っている人も居る。 結構釣れたし、日も落ちてきたので終了。お魚は全てリリース。
←ハゼ 20cm位
←クロガシラ 12cm位
←終了

9月17日(金曜日) 【石狩川河口船着場 石狩湾新港 東埠頭】 霧
 睡眠薬を止めて早起きが出来るようになったし、この週末は釣が出来そうにないので根を詰めて釣り。再び石狩へ。今度は石狩川船着場へ。一旦は河口付近に行ってみたけど初めての場所だったので釣場が分からずここまで引き返して来た。まだ暗い中をもう既に始めている人が居る。・・・チカ?なんだろ。ちょっと離れて竿を出す。ものすごい勢いで流される。風はそうでもないけど、流れが凄い。あっという間に手前まで流されてくる。そんなこんなして居る間にもウグイ様。これ以上釣ると社団法人ウグイ保護団体「釣れるとキューと鳴く会」から訴えられかねないので移動。
石狩湾新港東埠頭へ。ぽちぽち釣り人。投げるたびに小さなアタリ有り。ちびハゼ。なんで昨日とたいして離れた場所ではないのにこっちはちびちびばっかりなんだろ?他の人は暇そうに車の車内から竿を見てるけど、絶対もうエサないよ。もの凄い勢いでハゼにエサを食べられているはず。それともハゼが喰わないエサをつけてるのか・・・?タイガイで終了。
港湾作業している方へ向かうとチカ釣りの人がたくさん居た。入食いで小さめなチカ。毎日来てるんだって。家人には怒られないのかなぁ。そんなに釣ってどうすんのかしら? 家では「チカを釣って来い」と言われている。@調理が簡単 Aおいしい が持って帰った時に喜ばれる魚。チカ、カレイ、ホッケ等が喜ばれる。カジカ、ソイなんかは美味しいけど、さばくのが大変で嫌がられる。たまにカジカなんかだと家に着いても生きていたりして格段に嫌がられる。「釣った魚は自分でさばけ。そこまでやって釣りは完結だ」的な読み物を読んだ事があるが、まったくその通り。そう思うよ。「その通り だから余計に 腹が立ち」ってね。
←ちびハゼ

9月18日(土曜日) 【利別川 浦河漁港】 晴れ
KDDIの光ファイバーケーブルが開通。脅威の速度に「近未来のようだ」と思いつつ、【道の駅スタンプラリーの旅】&釣り。88ベーシックの時代が懐かしい。・・・ってまだ1台「PC-98」を使っている。ザクを見て「いい機体だ」と呟く気分だ。 早朝に札幌を出て、紆余曲折の後、同行者に「許可」を得て利別川で竿を出す。すごく水が綺麗。小さなドジョウが捕食している様もはっきり見える。時間があまりないのと、同行者が自然が嫌い・・・っていうか虫が嫌いであまり奥まで行けず、国道からすぐの場所にしか入釣出来ないため渓流竿では厳しいポイント。
川幅が広すぎる。それでも果敢に挑戦!出来る限り川中央部のポイントに近づき竿を出すも、ウグイ様。それも小さい。車のクラクションを鳴らされて終了を催促されるので後ろ髪を引かれる思いで納竿。上流に入っていたウェーダーにルアーロッドの4人組は一人だけビニール袋に25cm程の魚をキープしていた。
釣り三昧の一日なんだろうなぁ・・・更に上流へ移動してみるらしかった。結局1時間ほどで終了した。ウグイ様のみ。 その後、順調・・・でもないか・・・に道の駅を回り、帰路に着いた。大樹町から浦河に抜けて苫小牧から札幌へ帰るルート。途中、午後5時半ごろ、日没直前に浦河漁港で再度竿を出した。鮭釣りしている人がいるかと思ったけど、場所が違うのか一人も居ない。外に近い防波堤でチカ釣りの人数人、ルアーロッドで遊んでいる子供たち数人居る横に入れて貰う。同行者の苦がい顔を横目にブラーにイソメをつけてキャスト。
同行者に軽くブラー釣りのやり方をレクチャーして、自分はブラクリにイソメ。1投目から小さいけどカジカ。お母さんが捜している声が海底から聞こえたのでリリース。横で同行者が浦河町を釣っているので巻き上げて足元に投入。誘っては落としてアタリを待つように言って、とにかく引っかからないようにしてもらう。ちょっとして隣で竿がしなっている。あげて!あげて!おーカジカ。20cm位有る。「持って帰ってカジカ汁にする?」と聞いても眉をひそめるのでリリース。20分ほどで日没となり釣果はこれだけ。
横から無言での「早く終われ」攻撃に負けて終了。仕掛けの周りに他の人に釣り上げられて困っているヒトデを投げ入れてくるし・・・釣が好きな人と、そうでない人との間には「海よりも深くて広い川がある」でもまぁ「釣り」は出来たし。

9月21日(火曜日) 【石狩湾新港 東埠頭】 曇り
光開通とそれに伴うパソコンの入れ替え、フォーマット、再インストール、ネットワークの再構築、周辺機器の設定、プロバイダの変更と一段落して、釣りへ。実は一連の仕事を延ばし延ばしだったので清々しい気分で石狩へ車を走らせる。前回の東防波堤へ。先に入っている人が、4人ほど。釣果は不明だけど、投げ竿をしきりにアワセているところを見るとアタリはありそう。あの竿先に鈴を付けた時の音って耳に残る。”ちりんちりん”って聞こえるたびに見ちゃう。今日は同行者が居るので竿を2本用意し、ブラーとブラクリ。イソメ。
1投目からアタリ。ハゼ20cm。その後もほぼ間断なくアタリ。カレイにアブラコ。ハゼは8割位が5cm程のちび。カレイもちび。それでも必ずといっていいほどアタリがあるので面白い。同行者はキャストが初めてなので周りに人が居ないところで先ずは練習。なんとかアブラコ(画像)を上げた。
「芸術家として生まれた者はいないように、釣師として生まれた者は居ない」-アイザック・ウォルトン-というから何事も修練だ。日没前に終了。お魚はすべてリリース。ここはものすごい確立で【寄生虫】が付いている!画像のカレイなんかは初め「変わった模様のカレイだなぁ・・・すわ!新種か??」ってよく見たら模様が動いてる。ヒルのような虫がびっしり付いていて怖かった。出来るだけ身体から取ってやって帰した。 ちょっと寒い。ぼちぼち寒さ対策が必要な感じ。帰りは励命薬湯で保養後、帰宅。明日は月に1度の病院。診察日だ。
←アブラコ
←日没
←札幌健康センター「励命薬湯」

9月23日(木曜日) 【厚田漁港】 晴れ
 土曜日に仕事で室蘭に行く予定なんだけど、天気が悪そう。だったら天気がいい今日、釣りをしておくかってコトで厚田漁港へ。石狩ではハゼ、カレイが釣れるのは良くわかったし。左に曲がったら石狩湾新港の道路標識を眺めつつ北上。やけに札幌へ向かう車線が混んでいる。んー札幌に遊びに行くのかなぁ・・・?でも、もう「これから遊ぶ」って時間でもないし・・・中高年の家族が多いなぁ・・・ってお彼岸か!この先に某宗教団体の墓地があったはず。釣りして帰る時間にはこんなに混んじゃいないだろ。 予定では濃昼漁港に行きたい。
途中古潭漁港に寄ると割とびっちりファミリーチカ釣りの人。厚田漁港も様子だけと思って立ち寄ったのに、以前の釣果を思い出し、ここでやってみるコトにする。内側に投げてる人が2人、外側に投げてる人が数人、後はチカ釣り。東側防波堤先端がちょうど空いたので釣座を据える。外海側へ先ずはブラクリにイソメを付けて。・・・・・アタリ無し。ちょっとずつ投げる位置を変えてみるも、無し。
やば。やっちゃったかな?石狩でハゼと戯れているほうが良かったかも・・・。開始1時間くらい、午後4時半頃まで釣れたのはカニと、ヒトデ。仕掛けを胴付きに変えて、ぼんやり対岸に見える厚田川河口付近のアキアジ釣を眺めてる。警察がパトロールに来たけど、特にお咎めを受けている様子も無い。あそこって釣っていい場所なのかなぁ?
でも今日は、昨日の雨の影響か水が濁っていて厳しいかもね。・・・と、アタリが。ちびフグ。あー今日はこういう日なんだ。と、思ったけど、これ以降ほぼ入れ食いになる。イシガレイ、カワガレイ、アブラコ、フサギンポ、フグなどなど。
最大は画像カワガレイ20cmってトコロかな。20cmも無いかな。日没で終了。お魚はリリース。今度は厚田川河口に来てみよう。 隣・・・って言ってもちょっと離れてたけど、若い男性1人、若い女性2人のグループがサビキでチカを釣っていた。
大きな嬌声と共に何か大物が釣れた様子。まぁ余程のサプライズでない限り例の・・・お魚なんだろうな。って思ってたら、声高に「何これ?」「小さいシャケじゃない?」「隣の人に聞いてこよう」なんて聞こえる。隣ってこっちかな。ああー持って来たよ。遠くからでも分かるそのフォルム。見慣れたその魚体。ウグイ様♪ 一番釣っている魚だからね。他人に「いつも何を釣っているんですか?」と聞かれたら「うぐい」と答えないと嘘になるって位だからね。親切に教えてあげました。その人たち帰り際に残ったイソメをくれた。「ありがとう」と言う感謝の気持ち。ところがその人たち大量のゴミをそのままにして帰っちゃった。んー困ったね。ゴミはイソメをバイト代として捨てておきました。
←カワガレイ
←日没

9月25日(土曜日) 【チマイベツ川河口付近 室蘭港 崎守埠頭】 晴れ
 「午前中一杯は雨」だという虚報に踊らされ、室蘭への出発をゆっくり目に設定してた。早い時間の釣りは諦めてたんだけど、朝の内に雨が上がってる。急遽出発。室蘭方面もウソのようにいい天気。急いで出たものの「釣りの時間」には中途半端になってしまったので仕方なく【道の駅スタンプラリーの旅2004】特別編・SA・PAの、残り有珠サービスエリアへ。景色がすごく良い。ここでお昼をいただいて、ぶらぶらお仕事場へ。途中お仕事場近所のチマイベツ川河口へ行ってみる。
ここは去年、大量の鮭の死骸を発見し、釣りのポイントらしいとあたりをつけていた所。橋の上から川を見ると おお いるいる。遡上が始まってる。いったん魚を見てしまうとダメ。偶然(?)鮭釣りの仕掛けも持っているので、急ぎ近くのスーパーへ行ってサンマを購入。図々しくもお仕事先で捌いてもらい餌にして再び河口へ。仕事は人任せ(笑)。時間は真昼間だから無茶かもしれないけど「鮭のいるところで鮭の仕掛けを出すことに意義がある」と挑戦。川を挟んで右側にぶっこみ釣りの人が一人。浮きルアーでやっていた人は入れ替わりで帰っちゃった。
「すいてていいや」位にして開始。魚は目の前でばしゃばしゃ跳ねてる。網ですくってやろうかって位。・・・・・んー釣れない。見学の人がすごく多くて、地元の釣師たちらしい。「今年は全然ダメだ」「誰もいないのは釣れない証拠だ」「これならチカ釣のほうが面白い」等と言い合っている。2時間ほど頑張ったけどギブアップ。
跳ねる鮭を横目に終了した。用事をたし、夕方再びここを通ると何人かが挑戦してるけど釣れている様子は無し。釣れないのかなぁ・・・ここの川の情報ってネットでもあまりないので良くわからない。毎日通い実釣してみて考えろってコトか。室蘭の仕事が増えることを祈りつつ河口を後にした。 その後、ボウズも悔しいのでそこからすぐの崎守埠頭へ。イソメをつけて投げ釣。日没までにちびアブラコ、ちびカレイがぼちぼち。
日没になってそろそろ帰ろうかって時に妙なアタリ。んーカレイでもアブラコでもないなぁ・・・経験値を上げるとこれだけで何の魚か分かるようになるんだろうなって思いながら小さくあわせて上げる。は?ヘビ?ハモだ。この時期にまだ釣れるの?周りの人が見学に来る中「はぐれメタルのように1匹だけ残ってるのを釣らせてくれたんだな。釣の神様ありがとう」って再び同様のアタリ。
ハモ。3本のうち、イソメを付けた竿2本に連続でハモ。サンマを付けた竿にもソイらしきアタリがあったけど釣れなかった。あまり遅くなると帰れなくなっちゃうので8時ごろ終了した。
特にハモ狙いの地元釣り人もいないし、両隣には釣れていなかったのでココにだけ釣の神様が降りて来たに違いない。夏はここ崎守は、入れないくらいハモ釣で賑わうけど、この時期はどうなんでしょ? 最大40cm、小さいものはリリースして、8匹をお持ち帰りした。家人には「気持ち悪い」と不評だった。

9月26日(日曜日) 【小樽港 厩岸壁】 晴れ
 かねてより「釣をしてみたい」との要望があり、いい天気になりそうな予報だったので、久々チカ釣に小樽へ。やはりあちこち立入禁止になっていた。色内は臭いので厩岸壁。あーびっちり釣り人。休日でもあるし立入禁止が増えたことで集中しちゃってる感じ。なんとか隙間を見つけて準備を始める。隣の人に話を聞くと「魚は居ない」って。それでも10匹位は釣れるだろ。と、開始。スピード仕掛け2号にオキアミ。チカ専用の撒きエサ。釣入門編の人が2人なので2本用意した。
自分は、んーサビキはいいやっ。昨日の残りのイソメとサンマを付けてちょい投げ。間断なくアタリがあるけど釣れない。小さいのかな? 針を小さいものに変えるとちびハゼ、ちびカレイ。 サビキはというと、びっくりするくらい小さいイワシ。「こなご」の原料みたいなサイズ。
ほぼ入食いに釣れている(笑) かわいそうに。こんな小さいと助けてもあげられない。児童福祉法違反で捕まりそう。隣の人にようやく12cm程のチカが来た。「順番に来るよ」と言ったものの、来ず、小さなイワシ。たまに小さなチカ、同様に2〜3cm位。途中、「にぼし」サイズの4cm程のも釣れるが小さい。まぐれでサバ、フグ。周りの同じような感じだったのでこの日はダメみたいだった。
気が付くと背後に猫が居る。なんか頂戴って言ってるのでイワシをあげると食べていた。サバが良かったみたいで、一番喜んだ。結局持ち帰り出来るようなサイズは1匹も釣れず、いたずらに魚を「いぢめて」しまう結果となった。猫は喜んでいたけどね。
投げもちびばっかり。クーラーの中の保冷材は「飲み物」を冷やすのに”のみ”使われた。「ホッケの時期」が来れば面白いので再度来たい。 この日は「両手に花」状態ではあったけども「ややドライフラワー」みたいな感じだったので”たいがい”だ(笑) 完全に「ドライフラワー」ぢゃないのが厄介な問題をはらんでいる。
某タカ派東京都知事は言い過ぎだけどね。 帰りに金山サービスエリアで【道の駅スタンプラリーの旅2004】特別編・SA・PAの残りを押印して帰る。
←ねこちゃん

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