■北海道・いんちき釣師の釣日記・平成17年1月分■

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平成17年度・いんちき釣師の釣日記
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1月15日(土曜日) 【室蘭港 白鳥大橋下】 曇り 強風
  新年明けましておめでとうございます!
  今年もよろしくお願いいたします!
 延び延びになっていた室蘭行きを釣りを兼ねて行くことにした。天候も良いと天気予報でも報じている。全道的に寒くなるらしいけど、その中で室蘭のみ暖かくなるような事も言っている!「室蘭が不漁らしい」との情報もあったけど、そんな不安材料は紙の袋に入れてお正月用の飾りと共に押入れに仕舞ってしまう。なにせ今年度の「竿おろし」(こういう言葉があるかどうかは不明)? なので否が応でも力が入る。恋愛でも格闘技でも力が入って良い結果が出た試しは無いのだが・・・
 札幌をAM10時頃出発。若干体調に不安があったけど、快晴に気を良くして道央高速道を一路室蘭へ。途中【輪厚SA】によって【道の駅スタンプラリーの旅】用の写真を撮ったりした。テンションは高まる一方。しかし、登別を過ぎた辺りから雲行きが怪しくなってきた。室蘭の出口を降りる頃には天候は「雪」へと変っていた。軽くお仕事をして ♪お暇乞いもそこそこに〜♪ 室蘭港へ。最初に崎守埠頭へ寄ってみたけどおじさんがホタテ釣り(違法)をしているだけで釣り人(合法)がいない。まぁ時間的にも時合いではないし、雪も降っているから地元の釣り人はいないんだろうなぁ・・・などと楽観的観測の元、白鳥大橋を渡る。橋からは雪のせいで海や埠頭の様子が分からなかった。時間の余裕もあったので室蘭の道の駅【みたら室蘭】でHP用の写真撮影。
 白鳥大橋の下到着(右上写真)。ん〜釣り人(合法)は1人だけ。後の数人はホタテ釣り(違法)ばかり。橋の真下に釣り座を据え、サンマとイソメで竿を出した。ホタテ釣り(違法)のおじさんの所へ行ってホタテの写真を撮らせてもらった。念のため「コレってやっちゃダメなんですよね?」と聞いてみると「本当はね」との回答だった。確信犯なのでなんだかちょっと安心(?)して車に戻った。ホタテは大漁で上部写真は3杯目のバケツだって!サイズも結構いいのが有り、羨ましい。 で、肝心の釣り(合法)はと云うと・・・・・。気温はそんなに低くなく、雪も程なくやみはしたんだけど、風が強い。しかも方向が悪く右からの風。ラインが出過ぎないように投げるけど、どうしても流れてしまう。
強風で体感気温も低く感じられ、長くは車外に居られない。風で竿先が常に振られていて分かりにくい。それでも“暗くなれば”と期待して日没を待つ。この時点で2時間ほどやっているがアタリが無い。
 いよいよ日没。風も若干おさまって来た感じだし、張り切ってエサ交換もする。・・・・・・・?あら?やっちゃった?全然アタリが無いよ?因みに全然←和歌山県の人はコレを「でんでん」と発音する。「ぜんざい」→「でんだい」って感じ。いやいや、そんな話ではなく、室蘭まで来て、今年初の釣行で・・・そんな馬鹿な!と、置き竿の他に蛍光ブラーにイソメを長めに付けてやってみる。・・・・・?まるでアタリなし。
寒いのを堪えてキャストを繰り返したが、ダメ。ここは諦めが肝心と午後7時過ぎ本年度初の釣行を終了した。結果は鮮やかな赤や黄色といった警戒色の強い星型汎用決戦兵器が数匹。エサは取られた形跡も無く、イソメの命を無駄にしてしまった。アメリカ西部を襲っている異常気象の影響か?先日のスマトラ沖地震の影響か?それともただ腕が悪いのか?幸先の悪い釣行だった。コレでお仕事が不調だったら踏んだり蹴ったりだけど、仕事方面は割りとうまくいったので室蘭を嫌いにならずに済んだ(笑)
 帰りに【樽前SA】の画像を撮影し帰宅。
家人や、周囲の人に「野菜と鍋だけ用意して晩飯食わずに待っとけ!包丁は良く磨いでおくように!」と喧伝して行った割には誰も鍋や野菜など用意しておらず、期待されない寂しさと気楽さを実感した。以前新聞の記事で「最近の若者は責任ある立場の職に就きたがらない」と書いてあり、その心情を奇異に感じたものだったけど、今は良く分かる気がする。
 あと、右下の画像の犬の飼い主の人は速やかにジャンバーを弁償するように!破けた箇所の証拠写真も載せときました♪ 払わない時は犬に身体で払ってもらう。仕事は“かまわれる”コト。

1月28日(金曜日) 【石狩湾新港 東防波堤船だまり】 快晴
 週末は荒れるらしい、と天気予報で聞いたので急遽仕事を中断し石狩湾新港へ釣りに行った。天気もいいし、ココのところ魚の姿も見てないし・・・
 10時半ごろ事務所を出て、一旦自宅へ戻り道具などを積み込む。新川通りを北へ。道路はアスファルトが出ていて乾いている。コンビニで昼食を買い込み、フィッシング新港でエサなどを仕入れる。
 まず間違いなく樽川埠頭はびっちりで入れないので、東埠頭へ向ったが、雪で狭くなってるコトも有り、ここも入れるスペースが無かった。後のほうに車を止めて偵察に行ったけど、びっくりするくらい何も釣れていない。車は隙間無く止まっているけど、誰かが釣れたら竿を出すつもりなのか、様子を伺っている人が半分。竿を出している人の狙いはまちまちで、サビキ、コマセ篭を付けてちょい投げ、足元に胴付仕掛けなどなど。何時から竿を出しているかは不明だけど、誰も何も釣れていない。
 離れたところ(船だまりの方)で1人竿を出していたので、こちらも偵察に行くと釣れていない。ここで竿を出そうかとも思ったけど、釣れていない上に風向きも悪かったので、東埠頭は断念した。東防波堤の船だまりに行くと、漁船の隙間で何人かやっていたが、こちらも釣れていない。回数来ている頃なら間違いなく「本日は中止」するところだけど、数少ない釣行なので諦めムード満点で釣座を据えた。少し除雪をして船の隙間で竿を出す。スピード仕掛けにオキアミ×2。ついでに胴付にイソメをつけてちょい投げ。非常に浅く、4mの竿でも水平に出していると底に着いちゃうので、やや上向きに調整。もう1本はウキをつけて長さを調整。
 ・・・・・・・・・やっぱり釣れない。暖かく、風も無いのでブラーもやってみたけど反応なし。すぐ目の前を鳥が泳いで行く。夏にはお目にかかったことの無い鳥で、変わった模様をしていた。「茶色しましまウミガラスもどき」と命名。あんまり近くで潜って、仕掛けに引っかかったら可愛そうなので、雪玉を投げて遠ざける。竿を見ていてもピクリともしないので鳥ばかり見ていた。時折何か小さな魚を咥えて水面に出てくる。カレイの子供かなぁ 何種類かの鳥が群を作ってしきりと潜っている。あれじゃぁ魚も寄ってこないかもね。
 投げた方の竿もエサが奇麗に残っている。「何とか1匹くらいは・・・」とコマセ篭までつけてみたけど全く反応なし。
 3時間ほど粘ったけど、ギブアップ。連続ボウズ。去年からだと3回連続ぼうず。ツライ恋愛ばかりをして、新しい恋に臆病になっていく人の気持ちが痛いほど良く分かる。開き直らないと何も出来ないA型なので立ち直るのに時間がかかりそう(笑)
 せめて温泉で身体だけは温めようと、道具を片付けて近くの『番屋の湯』へ向った。温泉につかりながら、反省と抱負について考えた。先ず釣れなかった原因 @時間が悪かった A鳥に邪魔をされた B魚が居なかった それらに対する反省 @急な釣行はダメ。せめて前日から用意をし、時合いにあわせて釣り場に向う Aうようよと鳥が居るところは避ける B稚魚を放流する。放流事業を行っている漁協などを応援する。
 抱負 ありがとうの感謝の気持ちを忘れずに釣りに取り組みたい。世界を相手に戦えるチームにしたい。 今回の釣行の評価 荒削りだが光るモノがあった。今後に期待したい。
 温まった後帰宅。家人には釣りに行った事を内緒にした。
 魚画像が無く寂しいので、自宅で飼っている“コッピー”の写真を撮りました(泣) 一方では魚を釣り、一方では魚を飼う。まるで家族を大切にするマフィアのようだ。

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