■北海道・いんちき釣師の釣日記・平成18年2月分■

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平成18年度・いんちき釣師の釣日記
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2月3日(金曜日) 【石狩川放水路・佐藤水産前】 曇り時々晴れ
 日曜日に「第1回ワカサギ釣大会」が開催される事になったので、うひょうひょと道具を買いに行った。 小さな竿と仕掛けを見ている内にどうしても、やってみたくなった(笑) それに大会前はみんな練習するでしょ? オリンピック選手だってそうする。 自分だってそうする!
 「信長の野望」シリーズの“突発イベント”さながら札幌を出発。石狩放水路へ午後1時ごろ到着。 気温は低めだけど、そんなに風がないので良い感じかな? 平日と言う事も有ってか、テントは15個ぐらい。ちょっと意外だったのは「テント無しで頑張る」釣人は一人も居なかった。「ひょっとしてテント無しは無謀だったかな?」とちょっと心配になる。 でも、防寒対策はばっちり。「これ以上は着れない」って位、厚着をして来た(笑) “穴あけ機”は装備していないので、他の釣人が開けた穴を探して早速開始! 最初の穴は浅くて、仕掛けが全部“落ちきらない”浅さだった。 あんまり浅いので移動しようと思ったらアタリ! 「すわ!初獲物ゲットか?」と上げてみると、
ウグイ様だった(笑) こんな時期にお目にかかれるとは光栄至極の限りです。そっと微笑んで穴に帰してあげた。 なにせワカサギ釣は初めてなので、イマイチ道具等に慣れず、アタリも取り難い感じがした。「長い竿の方がいいなぁ」なんて思っちゃう。 2つ目の穴は1m位の深さ。全然釣れない。ん〜・・・。上の画像のテントまで行って調子を聞いてみると3桁釣れている!仕掛けやエサ、コマセ等を聞いても、そんなに違わない。「腕?場所?」と悩んでいると、話を聞いたおじさん達が帰ったので、空いた場所に移動させてもらった。
 移動してすぐにアタリ! ウグイ様。ウグイ様。ウグイ様。ウグイ様。 あのおじさん達、ウグイを3桁釣ったのかな? 良く考えてみると、おじさん達が帰り際にコマセを穴に捨てて行った様子。それでウグイが寄っているのかなぁ。 それでもようやく初ワカサギ! よかったぁ。1匹でも釣れればいいや。 ところがそれを皮切りにパクパク釣れる! 2〜3匹バンバン上がってくる。悴んだ手に息を吹きかけながらエサを付けるけど、だんだん面倒になって、仕掛けだけ投入。それでもバンバン釣れる。エサいらないじゃん!釣具屋のおじさんに唆されて(?)、高いエサ買ったのにさ。 2時間程やってると手に力が入らなくなってきた。簡単な作業にも支障をきたす。「やば。凍傷になる。凍傷一部上場」などとホットなギャグでも暖まらない。 仕方なく終了。寒さに負けた。テント必需品だね。他のテントの人はもっと釣れていたみたい。ポイントは手返しの速さと、テントの威力だな。 画像は(寒いので)ないけど、相当数のウグイ様も釣れた。寒いのか元気がなく、仕掛けを壊されずに済んだので助かった。 常連のおじさんの話だと、去年よりはかなり釣果が乏しい様子。 でも初挑戦にしては155匹は立派でしょ? 結構面白かったし、大会が楽しみだ。 ワカサギは唐揚にしていただく予定。ご近所にもお裾分けが出来そう。
 釣り場で、おじさん達が帰った後は、ゴミで一杯だった。来年も再来年もワカサギ釣を楽しみたいんなら、ゴミは持って返らないと、魚居なくなっちゃうよ? 去年と比べて釣れなかったのは、そういう人が増えたからなんじゃないの??

2月5日(日曜日) 【石狩川放水路・佐藤水産前】 雪時々晴れ
 「第1回ワカサギ釣大会」石狩川放水路・佐藤水産前にてAM7:00開始! 6時過ぎに家を出た時は吹雪で開催が危ぶまれたが、開始時にはなんとかなりそうな感じになった。
 かげまるさんに誘っていただいて、大会に参加の運びとなった。前回、必要最低限の道具で臨んだワカサギ釣りは、寒さに負けた。今回はおニューの「テント」とおニューの「穴あけ機」に携帯ヒーターまで完備♪ ありがとうございますm(_ _)m おんぶに抱っこですいませんでした。 すでに数多くのテントが色とりどりに並んでいる。我々もテント設営後、穴を開けて早速開始! 準備終了後、すぐに気が付いた事なんだけど、「テントを張ってから穴を開ける」のではなく、「穴を開けてからテントを張る」方が良いみたい(笑) 限られたテント内のスペースにデッドゾーンができてしまう。まぁ、なにぶん初めてのコトなので・・・テントは簡単に広げられるもので、便利だった。
もう「パイプをつなげて・・・」なんてのは無いんだね(笑) テント内は簡易ヒーター完備で、コンロでお湯を沸かし、熱燗まで頂いた。先日の寒さがウソのよう。 肝心の釣りはというと、さっぱり。2.5号のワカサギ針にラビットの赤。控え目にコマセも。 最初のアタリはどう見てもワカサギではない強いもので、当たり前のようにウグイさま(笑) 「おはようございます」と声を掛けて穴に戻す。 ちら ほら とワカサギが釣れだしたけど、あまりに寂しい。釣具屋のおじさんが「ウグイが煩かったら白いのにしな」と言っていたラビットの白にエサを変更するとようやく“すこーし”アタリが良くなってきた。 良くなったとはいえ、「それまでに比べて」と言う意味で、依然としてぼちぼち。
かげまるさんは異常にウグイ様に好かれているらしく、結構釣っていた(笑) 自分以上にウグイ様に好かれている人が居るのを発見して嬉しい。 そうは言っても自分の竿にもかなりの数、ウグイ様が付いたんだけどね(泣) ゴールデンタイムはとっくに過ぎ、あまりにも釣果が伸びないので午後1時に大会を閉会。18匹を釣った“いんちき釣師”が優勝となった(笑) かげまるさんは準優勝(爆)
「いっそワカサギ釣を無かったことにしよう」とまで2人で話し合ったが、スポーツ紙の「釣欄」のようにウソもいけないと思い直す。 途中、テントが飛んだり、“いんちき釣師”が車の鍵を無くしたりと色々あったけど楽しい釣大会だった。肝心の「釣り」部分が鳴かず飛ばずだったけどね(泣) でもほら、野球の観戦とかって、勿論「野球観戦」が主眼だけど、それ以外にも楽しいところってあるでしょ?ビール飲んだり、大声で応援したりとか・・・はぁ・・・何言ってるんだか分らなくなってきたよ。 家では前回同様150匹ものワカサギをどうするかで苦慮していた。「近くの親戚や、ご近所にも分けて・・・
半分は唐揚、もう半分は今度は天婦羅に・・・」なんてね。杞憂だったね。 ワカサギは半分以上生きたまま家まで着いた。「夕食時まで生かしておいて、そのまま天婦羅は?」と提案したけど、強硬な反対にあった。 かげまるさん今回はありがとうございました。 勿論、リベンジ有りますよね?

2月8日(水曜日) 【石狩川放水路・佐藤水産前】 晴れ時々曇り
 「第1回ワカサギ釣大会」を栄えある“優勝”で終わった“いんちき釣師”。 今日は仕事も一区切りだったので「俺が教えちゃる!」って感じで、ビギナー(自分もだけど・・・)を従え、川の博物館前に行ってきた。
 天気が良く、突然行きたくなったので、釣場到着はAM11:30とあまりいい時間ではない。 まぁそれでも姿を見るコトくらいはできるでしょ。 今回はテントも穴あけ機もなし。誰かの穴の跡を探し、なるべく岸よりで開始。 前回調子の良かった「ラビット白」と「ラビット赤」を半分づつ付けて、底まで入れてみる。 取り合えず自分の分をセットして同行者の仕掛けをセットしていると早速ワカサギ! おお、前回よりはいい感じだね。 もう1本は、竿やリールの扱い、誘い方などを簡単にレクチャーして同行者に渡す。 「俺が教えちゃる!」筈だったけど、実際に釣場に来て竿を握ると、他人のコトどころではない(笑) 伝統工芸の職人のような厳しさで、間違いなどを叱責する。
そのお陰(?)か、同行者もぼちぼち釣れた。散発的に群が回遊してきて、ぽつぽつワカサギが掛かってくれた。なんとか少ない回遊で数を釣ろうと、掛かっても置いてたりと複数狙うけど、下の方の針しか掛からず失敗。手返しを早くして2匹がやっと。 今日は「白」でも「赤」でも同じように釣れたと思う。 時折風が吹いて寒く感じたけど、割と平気。ただ、エサ付けの時は手が冷たい。同行者の分もあるしね。 PM2時ごろ、急遽お仕事の電話が入り終了。2時間、2人で32匹の釣果だった。 殆ど“いんちき釣師”が釣ったんだけどね!

2月25日(土曜日) 【石狩川河口船着場/新港東埠頭/放水路付近】 快晴
 深夜にオリンピックを観戦。間に入るニュースで「明日は晴れて暖かい」との報に、勢いで釣りに行く事にした。前日早寝したとはいえ、寝不足気味での釣りだった。
 6時過ぎに家を出発。路面が今期で最高に“つぅるつぅる”で、真剣に行くのを止めようかと思うくらい。30〜40Kmのとろとろ運転で車を走らせる。猛烈な勢いで抜いていく車が不思議。滑らないのかしら?? 「カワガレイはどう?」ってコトで先ずは石狩河口大橋付近に行ってみたけど、完全に雪で塞がれていて近づけずダメ。河口船着場へ向かう。こちらは入れるけど、釣人が一杯! 奇跡的に河口側の桟橋(?)が空いていて、釣座を据える。周囲の釣果を気にしながら準備、イソメとサンマ。 でも画像を見ての通り、上流から絶えず氷が流れてきて鬱陶しい(泣) 1時間ほどやったけど、時間にして半分以上竿を上げなければならない状態でギブアップ。 釣りにならない。
 帰るのも業腹なので、東埠頭へ移動。 フェンス際まで車で行こうとして埋まる。「何とかなるべ」と高を括ったのが間違い。全然脱出できず、どんどん深みにはまる。次第に泣きが入ってきて、いよいよ『JAF』を呼ぼうかと考えていると、近くで見ていたおじさんが助けてくれた。すったもんだして2時間近くかけてようやく車を脱出させた(笑) いや〜助かった。ありがとうございました。親切なおじさんでした。このおじさんって去年の4月5日に同じ場所でお話したおじさんだ! 同じ仕事の愚痴を言っていた気がする(笑) 車の脱出劇ですっかり体力を使い果たして「帰ろうかな」とも思ったけど、稀に見る良い天気だし、「ゴールデンタイム」は過ぎたとはいえ、折角海にいる事だし、
今度は埋まらないところに車を止めて、竿を出した。 新しくできた船道確保の為(?)の防波堤の影響か、異常に浅い。新防波堤の基部は既に砂の堆積が進み、プチ砂浜になっちゃっている。 フェンス下も当然浅くなっていて、30cmくらいかな。かなり遠浅だろうと、目一杯投げるけど浅い。着水から着底まであっという間だもの。 それでも良い天気なのでしばらくアタリを待ってみたけど、1時間ほどでギブアップ。アタリも無い。
 諦めきれず「1匹くらい・・・」と泣きのもう一番。今度は放水路付近で車を止めチャレンジ。気分はもう「ペナントレース終盤の楽天イーグルスの監督」 風もなく暖かいくらいの天気。ブラーなんかも出してやってみたけど、全く反応なし。 遠く離れたトコロに釣人が一人居たので様子を聞きに行ったけど、全然釣れないとのコト。 自分の竿もピクリともしない。奇麗なままイソメも付きっ放し。 午後1時ギブアップ。ワカサギ釣りにすればよかった。 ちょっと日に焼けたんじゃないかってくらい良い天気で、まぁまぁ楽しかった。 車の脱出の際に「普段使わない筋肉」を酷使したので、家に帰るともう筋肉痛。 だんだん腹が立ってきて不機嫌な週末になった(笑)

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