■北海道・いんちき釣師の釣日記・平成16年12月分■

直線上に配置
平成16年度・いんちき釣師の釣日記
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
14年度 15年度 17年度 18年度 19年度 20年度

12月11日(土曜日) 【石狩湾新港】 暴風警報一歩手前
 11月は忙しくてとうとう一回しか釣にいけなかった(泣) “暇で死にそう”よりは忙しいほうがいいけど、釣にも行けないほど忙しいと、ふっと人生を振り向いてしまう(笑) 12月に入ってもなんだか漠然と忙しくて、なかなか釣行の時間が取れなかったけど、11日「何とか近場でも・・・」と石狩湾新港へと向かった。前日ちょこっと寝るのが遅かったので早起きが出来ず、家を出発したのが午前10時ごろ。途中でイソメを購入して摂り合えず東埠頭へ行く。ラジオでは今日の天気は悪いことを伝えているが、そんなの実見しないとわかんないじゃん!と強気。海が近づくと周りも開けてきて風が強いのが良くわかってきた。時折吹く突風にハンドルがとられるくらい。
 東埠頭到着。びっくりするくらい波が高い。当然釣人なんて一人も居ない。少し海際から離れて車を止めていたのにたまに波をかぶるくらいに波が高い。なんとなくしばらく海を眺めていたけど、何の解決にもならないので船着場の方へ移動。こっちではそんなに高波ではない様子で、数組の釣人が“サビキ”で釣をしている。釣れている様子もないし、オキアミを購入していないので移動。あれこれと車中で検討し、本日は釣を断念することにした。この日は夕方から約束事があったので、釣を断念した旨を先方に伝え、時間を繰り上げてくれるようにと携帯でメール。間もなくOKの返信があったので大きなため息と共に札幌へ向かう。
 札幌に向かうが、未練たらしく樽川埠頭を回って偵察。ん?普段はゲートが閉まっていて入れない所で釣をしている人がいる。進入し、側で車を止め、見学。どうやら土砂の運搬作業があるらしく、ゲートが開いていたようだ。風も波も東埠頭程ではない。先に始めていた釣人も竿を出したばかりの様子だったので、ちょっとズルイけど、このおじさんが1匹でも上げたら自分も竿を出そうと決定。投げ竿を3本、手前足元に2本出している。仕掛けを見るとホッケ狙いの感じ。この時間ではコマイは釣れないのかなぁ・・・てなことを考えながら先ほどメールした相手に再度メール。やっぱりもう少し様子を見てから向かうと伝える。
 先方は自分が「後天性釣依存症候群」な事を良く理解してくれているので、(恐らく苦笑と共に)「了解」の返信があった。そうこうしているうちに更に1人、釣人が始めている。こちらは9mはありそうな長い竿にサビキ、コマセ篭・イソメでちょい投げなど4本出している。・・・・・釣れない。魚異居ないのか?それともコノおじさん達がヘタクソナノカ・・・・。よし、じゃあ俺がお手本を見せてやる!と根拠の無い自信をバックボーンに、やっぱり竿を出した。胴突きにイソメで中投げ。追い風なので投げるのは楽だけど、ラインがえらく出ちゃう。それでも摂り合えず1本だけ出して様子を見る。・・・・・・・釣れない。ラジオでは日高晤郎ショー が、感謝企画として抽選でプレゼントをプレゼントしている。暇にまかせて電話をしてみるけど、1本もつながらなかった(泣) ぼんやりと竿先を眺めている。1ヶ月ぶりだとそれだけでも結構楽しかったりする。何人かが偵察に来ては暇そうな3人の釣り人を見て帰って行く。(※ここまで誰も釣れていない) 若い女性が父親らしきおじさんと右側に入り、女性だけがブラーにイソメを付けて釣を始めた。「お子様釣入門」で使うようなおもちゃみたいな竿に赤のブラー。よっぽど今日は釣れないよって声を掛けようかとも思ったけど、静観。なんと2投目で15cm位の砂ガレイを釣った!げ!悔しい!なんかの文章で「置き竿よりは誘ったほうが釣果が上がる」てな文言を思い出した。早速真似するのも業腹なので、先ずは煙草に火をつけて、更に静観。それから4〜5投して帰ってしまった。いそいそとブラーをつけてキャスト!誘いながら引いてくる。・・・・・・・・?釣れない。多分さっきのカレイが石狩湾新港の最後のカレイだったんだ。種の滅びを目の当たりにしてショックを隠せない。
 後に入った方のおじさんが帰り仕度を始める。最初に居たおじさんが1匹7cm位のハゼを釣ったけど、それだけ。自分の竿はエサを取られた形跡は歩けど、この風ではそんな微妙なアタリは分からない。午後2時ごろギブアップ。右の画像はエサのイソメ。なんにも載せる物が無いので。実は家を出るときからなんとなく「釣れない」予感がしていた。「釣れる」予感は当たらないけど、「釣れない」予感は結構当たる(苦笑) 結局ボウズ。とぼとぼと帰路に着いた。来週はお仕事絡みで室蘭なので、準備万端!釣に望みたい。釣れる予感がする(爆)

12月25日(土曜日) 【小樽港・厩岸壁】 晴れ
 時間をなんとか遣り繰りして、小樽港へ行って来た。午後3時半頃の出発なので、日没からのスタート。国道5号線の路面状態も良く、天候も申し分なく良い♪ 予定していた室蘭でのお仕事&釣が中止になってしまったので、恐らく今年最後であろう釣行を大事にしたい。親鳥が卵を暖めている時のようにね。 宮の沢の釣具屋さんでイソメを買う。ここで、年末ワゴンセールみたいな事をやっていて、リールがお買い得な値段で出ていたけど、「新しい道具を買った時の釣行は釣れない」のジンクスを信じて、購入は見送るコトにした。
 幾分、時間がかかって、5:00到着。すでにすっかり日没後で辺りは真っ暗。ぽつぽつと釣人が居る。
厩岸壁の右端っこが空いていたので、釣座を据え、準備開始。実は前々回の釣行でリールを一つダメにしてしまっていたので、摂り合えず1本胴付にイソメを短めに付けて中投げして出しておく。寒いので車内でリールの換装をしながらアタリを待つ。
待つ程もなく、アタリ。割と大きくあたったので、期待してあげるとハゼ。ハゼにしては大きいかも。一緒に写っている錘が20号なので、20cm位かな・・・。ハゼはお持ち帰りで食べても美味しいと思うんだけど、家人には不評だったのでリリースする事にした。でもまぁ、1匹は釣れたから前回よりはましか。風もなく、気温もそんなには低くないので、絶好の釣日和(?)。夜でも日和って言うのかしら??この後は、もう嫌になるくらいハゼハゼハゼ・・・
ハゼ ハゼ
ハゼ ハゼ
ハゼ ハゼ
途中、1匹だけガヤが釣れたけど、後は全部ハゼ。サイズはどれも20cm程度の大きいものばかり。ガヤは15cmほど。小さいのでリリースした。海の中からお母さんが探している声が聞こえたもので・・・。まるでハゼ祭りのようにハゼが絶え間なく掛かり、写真は1/5程。仕掛け投入後ラインのたるみを取っているともう“釣れている”ってなコトも数回有るくらい。近所に住みついているらしい猫達にもクリスマスなのでお裾分けをしてあげた。大概釣ったし、ハゼばっかりなので2時間ほどで終了。
何匹釣れたかなぁ・・・見事なくらいハゼばっかり。サンマでブラーもと、考えていたけどそんな暇なかった。隣のおじさんも忙しそうにハゼを上げていた。このおじさんはみんな猫に上げていた(笑) 入食いと言っても過言ではないはず!帰りも1時間半ほどかかって帰宅。特にクリスマスだからといって何があるわけでもない家なので、普通にご飯を食べて就寝。
 これで今年は最後の釣だと思う。前半は体調が悪く、思うように釣が出来なかった。(釣どころではなかった)現在は普通に仕事も釣も出来て、ほっとしている。月に1回は病院に通院しなければならないけど、それでも全然マシ。迷惑を掛けた周囲の人たちに感謝したい。また、このような稚拙なページをご覧下さり、励ましのメールをくれた方々にも感謝しています。この場をお借りしまして、お礼申し上げます。ありがとうございました。良いお年をお迎えください。来年も張り切って釣をしましょう!

平成16年度・いんちき釣師の釣日記
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
14年度 15年度 17年度 18年度 19年度 20年度
メール アイコン
メール
トップ アイコン
トップ
直線上に配置
SEO対策 ショッピングカート レンタルサーバー /テキスト広告 アクセス解析 無料ホームページ 掲示板 ブログ