■北海道・いんちき釣師の釣日記・平成17年3月分■

直線上に配置
平成17年度・いんちき釣師の釣日記
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
14年度 15年度 16年度 18年度 19年度 20年度

3月13日(日曜日) 【室蘭港 崎守埠頭】 晴れ時々雪 強風
 急遽、室蘭でお仕事になり、勿論釣もしてみる事にした。天気予報では室蘭方面は晴れ。それでも某国の外交姿勢のように信用ができないので、半信半疑で室蘭へ。午前10時に札幌を出発。途中、パトカーの先導があったりしたけど、まずます順調に2時間で到着。「お仕事組」の人たちを仕事先において、自分ひとりだけ崎守埠頭へ入った。 天気は準備中に少し雪が降ったりしたけど、割といい天気。風は強かったけど・・・。 釣り場はご覧のようにほぼ無人。ずーと先のほうに何人か居たけど、ホタテ釣り(違法)の様子。連続でボウズをくらっているので、最初から低いテンションで開始。無理繰り明るい方向に想像を持っていくが、ついつい釣れなかった時の言い訳を考えている。
投げ竿にイソメを2本。ひょっとしたらと羽付きのサビキを1本。ブラーにイソメで1本。 チップを上げたりする辺りが新たに立入禁止になっていたが、まだゲートは開いていた。 1時間。まったくアタリ無し。エサは取られている形跡があるがアタリは分からなかった。サビキもブラーも反応なし。あ〜あ、まただよ・・・。逮捕覚悟でホタテでも釣ろうかなぁ。大体、こんな真昼間に来て、魚を釣ろうってのが間違ってるわ!稚内で化粧品店やるくらい間違ってる(謎) 家で作ってもらったおにぎりを食べながらカモメに「ニシンは来ましたか?」と聞いてみたら、案の定「私は今から出発なので、後から来る鳥に聞いてください」と言われた。マニュアル通りの返答に感心した。でも、あんまり釣れないのでこのあたりの話は妄想かも・・・
諦めずに、場所を変えてみた。といっても、崎守埠頭の漁港方面へ行っただけ。北側で、ルアーを振っている人が2人居る。アメマスでも狙ってるのかな?? ぼんやり眺めていて、あの人たち釣れたら、自分もルアーでやってみようかなぁ・・・って考えてる先から、その人たちは諦めて行ってしまった。 風は向え風になるのでさっきよりはマシ。 でも釣れない。冷えたせいかお腹が痛くなり、トイレを探していたら、先日腐ったイソメを売っていたトコロにトイレが有り、仕返しにトイレでウンコしてきた。軽い異臭騒ぎで無差別テロのよう。やや溜飲が下がった(笑) 2時間経過し、全くアタリがないので終了し、お仕事組と合流する事にした。釣れなかったショックで横でぼーとしてきただけだけど・・・
結局、例のごとく、侵略生物の駆除をしてきただけ。室蘭に向かう車内で「今日1匹も魚が釣れなかったら引退する」と宣言したけど、あれはウソです。責任とって「集団ビール練炭自殺」をします。暖かくなったらベランダなどで、何人かで七輪に練炭を入れ、網を渡してお肉なんかを焼きながらビールを飲んで決行します。万が一死ねなかったら次はお肉ではなく、魚介類にします。ビールも焼酎に変更し、万全を期します。参加したい人はお酒と焼く物・遺書持参で。取りあえず第1回はゴールデンウィークあたりに円山公園のサクラの木の下辺りを予定しています。他にも「山菜採り・川釣りをしながら川原で」や「海釣りをしながら港で」も予定しています。

3月19日(土曜日) 【石狩川河口 船着場】 晴れ やや風
 午前中、ちょこっと仕事をしてたら、いい天気だったので近場で釣りに行くコトにした。 ネットで情報を探すと、石狩川河口の船着場でカワガレイが釣れるらしい。それに一昨年には実績もある。(50%だけど・・・) そう思うと突然、今手にしている仕事は何も今日じゃなくてもいいんじゃないかなぁ・・・って気になって、早速石狩へ向かった。途中、イソメとお弁当を購入し、釣り場へ。案の定混雑しているが、なんとか一番上流側の桟橋に釣り座を確保できた。いそいそと準備をしていると隣、下流側のおじさんが遠目にも大きいカレイを釣った!おお。コレは期待できる。恥ずかしい話だけど、ようやく今年初の獲物を釣り上げる事が出来そうだ。
 ちょっと風が強く、流れも強い。オモリを重めに付ける。ちょっと上流過ぎるかなぁ・・・。ブラーも投げてみたけど流されちゃう。 数回、割と大きなアタリがあったけど、釣り上げる事が出来ない。なるほど「“曲がり”は続くものだ」という諸先輩の格言が身に沁みる。先程のおじさんに、今度は小さなカレイが釣れた。4時間ほど頑張ったけど、用事もあったためリタイア。ボウズ記録を伸ばした。なにか良くない霊が憑いているのかもしれない・・・。岩見沢周辺でバイク事故で亡くなった若い男性の霊とか(震)

3月21日(月曜日) 【厚田漁港】 曇り 無風
 連続ボウズ記録更新中の“いんちき釣師”だが、今回は引退をかけて(釣れた後なので言える)雪辱戦へと向かった。 一昨日、釣りそこなった石狩川河口でのリベンジを企画、自分のエサを食べ、魚のご飯を買って(?)午後の活性を狙い撃ち!
 石狩川河口船着場へ着くと、えらい人出。とても入れる隙間が無い。一度先端まで行き、まっすぐ引き返してきた。 ん〜どうしようかなぁ・・・石狩湾新港も混み混みだろうし・・・しかたなく北上し、古潭漁港へ向かう。あら。ここもびっちりだわ。更に北上し、厚田漁港へ。札幌から遠のく程、釣り場はすいてるね。それでも防波堤先端部は数人の釣人が釣り座を据えていて、入れそうも無い。既に3時を回っているので諦めて誰も居ない港内へと竿を出す事にした。港内といっても、ここは以前カジカを釣った事が有るところ。満更外れでもないし。うひょうひょと準備し、遠近、イソメ、サンマと4本竿を出した。背後の倉庫内から、地元の漁業関係者と思われる人たちの笑い声が聞こえる。
自分のことを笑っているのか?ここのトコロ全く釣れていないからって馬鹿にして笑っているんだ!と、やや被害妄想気味な想像をしているとぴくぴくと竿にアタリが出ている。一番遠くに投げた竿(と言っても港内中央までだけど・・・)に反応あり。なんだか変わったアタリだったので「カレイやホッケ、アブラコではないな」と“いんちき釣師”らしい曖昧な判断で、竿をあわせる。おお?重い!なんか付いてる!(なんかっていう辺りがいんちき臭い)でも、一向に引かない。半分くらいまで引いてくるとようやく、暴れてきた。さすがにこの辺で7割くらい「カジカ」だと判断した(笑)
それにしても重い。どんなけ大物だ?などと不透明な期待を抱きつつ引いてくる。 ま、なんてことは無い、下針に巨大なヒトデが付いていたので重かっただけで、カジカは30cm位。それでもようやくの今シーズン初獲物!ありがとうございます。ありがとうございます。うれしいね。ドンくさいアタリではあったけども、釣れた事には違いない。カジカの口から左画像のように小魚やらカニやらが出てきた。 実はこの日、クーラーもビク(フラシ?)も持ってきていない。なんという消極的態度。やむなく水汲みバケツに入れて置いたが、尻尾が飛び出ている(笑)
その後は、ぽちぽちとカレイが釣れた。多分クロガシラ。25cm程の物を拉致監禁。1匹カワガレイに針を飲ませてしまい、解放後の生存が見込めなかったので、コレも拉致。小さい物は解放した。解放した数は5〜6匹かな・・・。久々の魚の手応えにとっても上機嫌。モンテクリスト伯のように「復讐するは我に有り!」と哄笑しながらエサの交換等を行っていた。 日没後6時半頃、明日もお仕事等有るので終了した。先端から帰ってくる人達に釣果を尋ねたが小さいカレイが2〜5匹という感じだったので、むしろ幸いした模様。
獲物はビニールに入れ、蓋付きのバケツに雪を詰めて持ち帰り。そして拉致された魚達には悲惨な結末が待っている。カジカはばらばらにされた上、野菜と一緒に煮られて食われる!カレイは醤油ベースで甘辛く煮られた上食われる! この獲物を獲るまでの連続ボウズからのコストを考えると超高級魚なのは間違いない。(家人には途中のボウズだった時のコトは秘密にしてあるが・・・) あと、写真でも分かるように上の方のカレイがやや赤見がかっているので、クロガシラではないのかも・・・。ネットで調べてみたけど、よく判んない。マガレイ、ソウハチ、カワガレイ、クロガシラ、スナガレイ・・・これ以外はなんだか判んない。混血したりもするらしいので、何かのハーフかなぁ?

3月25日(金曜日) 【国縫漁港】 曇り やや風
 お仕事&【2004年道の駅スタンプラリーの旅】&釣りで、道南方面へ行ってきた。ぎゅーぎゅーに詰め込んだスケジュールのため、釣りにはあまり時間を割けなかった(泣)
 札幌を4時に出発。取り敢えず以前から見てみたかった国縫漁港を目指し、230号線を南へと車を走らせる。テレビでも紹介されたように珍しい形をしている漁港で、試験的に造られたそうだ。ワイングラスに見える? ちょっと迷ったけど、7時ごろ到着し、誰も居ない港内をひとまわりしてみる。 右手外に出ている防波堤に入る事にして、行ける所まで車で入った。 気温はそんなに低くは無いけど、やや風が強く、寒い。 てけてけと先端まで行き、竿をセットして防波堤に身を寄せて風を避けた。所々にアミエビが落ちていた。 比較的軽装備なので、やっぱり寒い。時間無いけど、1匹くらい釣れないかなぁ・・・
 40〜50分ほど竿を出していたけど、時間は無いし、寒いし、海草が多いのか、3本出したどの竿も妙な動きをしているし、早々にギブアップ。いそいそと片付けに入った。飛び石連休のようにボウズ。 でも、まぁ、今回は【2004年道の駅スタンプラリーの旅】がフィニッシュなので気を取り直し、函館へ向かった。 思い出受験みたいな感じ。 ところで、実は家を出てから、ココで竿を出すまでの記憶が無い。勿論酒なんか飲んでないし・・・。いくら頑張っても思い出せない(泣) なんだこれ? 怖い怖い。 魚の呪いか? 呪われる程釣ってないけどなぁ。 時間の関係で道南方面の釣りはコレで終了。『イヤダ……イヤダ……サビシイ……サビシィ……センホシイ……』

平成17年度・いんちき釣師の釣日記
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
14年度 15年度 16年度 18年度 19年度 20年度
メール アイコン
メール
トップ アイコン
トップ
直線上に配置
SEO対策 ショッピングカート レンタルサーバー /テキスト広告 アクセス解析 無料ホームページ 掲示板 ブログ