■北海道・いんちき釣師の釣日記・平成17年6月分■

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平成17年度・いんちき釣師の釣日記
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6月3日(金曜日) 【市内某所】 曇り
 解禁!解禁!解禁! 初日に行きたかったけど大人の事情で3日間行けなかった。無理矢理時間を作って出勤前に市内某所へ行ってみる。年に何回か来るんだけど、今年は初。台風の影響か様相が一変していた。んで、まだ水も多い。これはエサ釣では無理だなぁ・・・って思いつつも、取り合えずやってみる。 やっぱり釣れない。ウグイすらかからない。まるで反応無い。車に戻ってルアーセット取ってこようかとも思ったけど、戦意喪失でギブアップ。1時間ほど頑張ったけど、ちょうど雨もちらついて来たので納竿。すごすごと出勤した。どうせ負け犬で下らない人間なんだ。魚が1匹も釣れなくたって明日は来るし、地球は回っている。赤ちゃんプレイするような国会議員も居るんだ。

6月4日(土曜日) 【簾舞川 上流】 曇り
 予報では雨だったけど、大丈夫そうだったので午後から釣り。簾舞川→豊平川と見に行ったけど、全くダメ。豊平川なんか洪水みたい。比較的水量の少なかった簾舞川の上流なら何とかなるんじゃないかと、山道へ入った。昨年、崖崩れがあって通行止めになっていたらしいけど、最悪、「手前で車を止めて歩こう!」とまで決心して行った。案の定途中でゲートが閉まっていて、行けなかったので車を止め、装備を持って歩く。何回かカーブを曲がり、15分ほど歩くと急に視界が開け、木々が途切れた。崖崩れの規模を見ていないので分らないけど、かなり大規模な工事が入っている。「やば!」と思ったけど着てしまったので、一応川まで降りてみた。
以前来た時は、川に下りるのに“命がけ”に近かったけど、今は重機を下ろすのに道が出来ている。てくてく歩いて行って早速始めるが、水は泥で濁っているし、やっぱり水も多い。景色も一変。なんだかなぁ・・・。何度かポイントを換えてやってみたけど、ダメ。 粘る気力もなくギブアップ。神が死んだように、この川も死んだのかも。んーでもまた来て見よう。
 翌日は再び、赤井川方面へ山菜採り。一応釣り道具も装備して行ったけど、山菜採りに忙しくて釣は出来なかった。ウド、フキ、タケノコ、タラの芽などなど。美味しく頂きました。ありがとうございます。
 釣よりも「魔法の鍵」が役に立つ山菜採りだった(笑)

6月8日(水曜日) 【琴似発寒川 左股川】 快晴
 月曜日から2週間ほど「毎日午後4時から2時間の拘束」的な仕事があって、行かなければならない。ちょっと早目に出て釣り。最初琴似発寒川へ行ってみた。駐車スペースに車が止めてあったので「先客かな・・・」と思って釣り場に行くと、カヌーだった(泣) そんなに広い川ではないのに3艘もカヌーが出ている。むかつくトコロだけど、以前カヌー乗りの人に窮地を救って頂いた事があるので、それ以来“カヌー乗りの人には感謝の気持ちを忘れない”誓いを立てている。カヌーを避けて端っこで竿を出したけど、釣れない。それにまだ水が多いわ。いつまで多いんだろうね。20〜30分粘ったけど一向に釣れる気配がないので移動することにした。
 左股川の福井堰堤下。ここはようやく水が少なくなってきている。まだ少し多いけどね。すでに時間が迫っているので急いで開始。・・・・釣れない。魚影は見える。まぁ昔から「見えている魚は釣れない」と言うし。ちょこちょこ移動しながら竿を出すが釣れない。ウグイも釣れない。上流の工事のせいだ!・・・と思いたい。途中、ルアーの釣り人もやって来たけど釣れなかった様子。釣れないのは自然から人類への警鐘だわ。このままでは人類の滅亡は近い!ひょっとすると来週くらいには半分くらい滅亡するかも・・・。
 ○○用のボートを貸してくれる人が居るので、近々海でのボート釣りをする予定。どこで何を狙うかをリサーチしなきゃ♪

6月11日(土曜日) 【落合ダム】 快晴
 「この週末は海釣りに!」って思ってたけど、諸々事情がある上に雨予報だったので断念。赤井川方面へ温泉メインで出かけた。「温泉にも入れるし、途中、釣りをしたり山菜を採ったりしたら楽しいし、帰りは牧場で馬をさわる」企画。出発にやや手間取り、10時半ごろ出発。一度行ってみたかった落合ダム・常盤ダム方面へ行った。国道からそれると川沿いに山へ向かう道がある。数台の車が止まっていて山菜採りと釣りの半々くらい。水は少なく、いい感じだった。ところが中途半端企画だったため、川まで降りて行く準備が出来ていない! でも、まぁダム湖なら平気だべ。土砂崩れのため落合ダムのところで通行止めとなっていたため、車を止め、様子をうかがう。
おおっ!魚はねてる!急ぎ用意して開始。スプーン、プラグ、ミノー、スピナー、バイブレーション等など持てる全兵器で攻撃したけど無反応。挙句には胴付にミミズを付けて投入。お得意のウグイ様も釣れない。ふと湖面に目を凝らしてみると、魚の跳ねるのが見えなくなっている。あら?どこいったの?1時間ほど頑張ったけど、無反応の上、同行者が「ここには魚はいない」とか「腹減った」とかブーブー言い出したので終了。温泉へと向かった。帰ってから「落合ダム」の釣果を検索したけどあまりあたって来ない。でも、ダム下の川では良い釣りをしたことがあるので「全くいない」訳ではないだろうから、やはり問題は腕か・・・それじゃぁ、もうどうしようもない(泣)

6月18日(土曜日) 【室蘭港 西3号埠頭/崎守埠頭】 霧雨のち快晴
 やや強引に室蘭でお仕事。ついでに釣り。一部に「釣りに行っているだけではないか?」とのご指摘もありますが、誤解です。あくまでもお仕事のついでに行っています。GW前後に相次いで竿を欠損してしまい、前日に2本新調した。“新しい道具類を購入した時は釣れない”との自分ジンクスが心配だけど、信仰と精神力で頑張る!
 朝早く札幌を出発し、日の出位に室蘭港・西3号埠頭到着。早速準備して新しい竿で投入! なんとなく手になじまない感じもじき慣れるでしょ。数組の釣人が竿を出している。なんと全員アキアジを取り込むときに使うようなタモを傍らにスタンバイしている!! そんなでかいのが来たらどうしよう・・・
 「・・・・・・・母さん、あのタモは何に使うんでしょうか・・・?」15cm位のアブラコが1匹釣れただけ。水泳の授業があるのに水着を忘れちゃったような焦燥感に駆られて移動。開始時、霧雨見たいのが降っていたし、寒かったので北防波堤を諦めたんだけど、雨も上がったので行って見た。もうびっちりに近いくらい人が居る。やむなく崎守埠頭で再開。きょろきょろ周囲を見渡しても釣れている様子はないなぁ。大よそ倍の積雪を記録した今年の室蘭は、生態系になにか重大な影響を受けたのかも。 「♪さかなさかなさかな〜さかな〜を食べ〜ると〜・・・・釣れないから食えないべや!」等と本当に口に出して独り言をいい出して、精神医学的に危険な領域。
 雲間から日も差してきたのでサビキもやってみた。暇だし。「大型のチカが釣れている」的な情報を見たので一応準備をしてきたのさ。他にも1人だけチカ釣りの人がいたので偵察に行くと8m程の竿と自動しゃくり器で15〜18cm位のチカを6〜7匹釣っていた。今日は「ダメだ」そうだ。ふ〜ん、でもまぁ釣れるんだったら、やってみるか。ちょっと大き目の針にして・・・・・?早速釣れたけど、これ何?何かの稚魚みたいだけど、ぱくぱく釣れる。2〜3cm。推定タラの子。
 じりじりとタイムアップが迫ってくる。あくまでお仕事がメイン! お?アタリ! これ前後で魚種を認識できるほど経験値がないので「ヒトデではない。ウグイでもない。カレイでもない。」と消去法で想像しながら引いてくる。ハモ。そんな情報は自分引き出しに入っていないのでちょっと驚く。30cmくらい。背ビレに手をちくちくと刺されながら針から外し、ご帰宅いただいた。 ここでタイムアップ。しぶしぶ片付けてお仕事へと向かった。クーラーなんか持ってこなければ良かった・・・・。
 夕方、仕事も終わり、帰ろうかとも思ったけど久々の海だし、カラのクーラーボックスもテナントの入らないビルのようで哀しいので再び釣り!今度はおかしなトコロから外防波堤へ行った。新調の竿を左腕が痛くなる位投げて、更にルアーロッドにブラクリをセットして近くも探る。おお!パクパクと釣れる。アブラコにカジカ。小さいけどね。ん〜持っては帰れないか。投げ竿は、やたら流れてくる藻が引っかかって苦労した。魚が釣れた訳でもないのに、テトラを行ったり来たりして疲れた。
 だんだん楽しくなってきたのに、家に帰らなきゃならない用事が有り、ドキドキする。「仕事が長引いている。少し遅くなるかも」とウソ電を入れて延長。「何か釣れたらいいや」→「もう少し数を釣りたい」→「大きいのを持って帰りたい」とだんだん欲が出てくる。「最悪、なにかトラブルをでっち上げて、用事をキャンセルしたろうか?」位の気持ちになってきた。でも、そういう訳にも行かず「帰ろうかなぁ」と考えていると投げ竿に大きなアタリ!! 大きくあわせてから巻き上げる。おお、引くね。テトラを降りて行って取り込みに苦労しながらながらも40cmアブラコ。
ようやくお持ち帰り用の獲物だ。写真撮ったりしていたらもう1本の竿にもアタリ!35cm位のアブラコ!大婆様のように「古き言い伝えは誠であった」と泣きながら終了した。 以前、苫小牧で古老の釣り人に「大き目のアブラコが釣れたら、その周辺にはもう1匹同サイズのが居る。夫婦なのである。」と聞いた事があった。ひょとしたら本当の話かもね(笑)
 翌日曜日は倶知安方面へ山菜採りへ行った。ウド、フキ、タケノコ。今日、月曜日。左腕と腰と足が痛い。それに連続で早起きだったので疲れたかな??

6月25日(土曜日) 【豊平川】 曇り後雨
 早朝から倶知安方面へタケノコ採り。先週も行ったんだけど時期が早くて再出撃! 今度はたくさん採れて面白かった。早くからの出発だったのでフラフラになりながら帰宅したのがまだ、昼前だった。天気予報では翌日曜日は「雨」とのコトだったので、少々疲れてはいたけど釣りに行った。
 自宅から車で30分ほどの、去年いい思いをしたポイントへ入ったけど、なんだか未だに水量が多くて釣りにならない。挙句に雨もちらついて来たし・・・。水量・天候・体力と何一つ良い事がないので30分ほどで取り合えず納竿し、移動した。 車で10分ほど移動し、徐々に雨足が強くなるけど、気にせず再開。ここも中々良いポイントなんだよね。
こちらは開始1投目からヤマメ。小さいけど新子ではなさそう。2年生かな?急いで写真を撮ってリリース。あらかじめ針の“返し”は取ってあるので、比較的スムースにご帰宅いただける。そのかわりばらしちゃう確立もかなり高くて、腕の悪さを思い知らされる(泣) その後はほぼ入食いで、10〜18cm位のヤマメ、20〜25cm位のニジマスが釣れまくる。警戒心が薄いのかリリースした奴が又、釣れている様な気もする(笑) 何匹釣れたかは分らないけど、デビット君(ミミズ)が1箱なくなるくらい釣れた。開始直後からカメラを出すのがやばそうなくらいの雨になったので、写真はコレだけ。
エサもなくなり、雨も「大雨」と呼称してもおかしくないくらいになったので、午後4時ごろ終了。ようやく自分渓流シーズンの到来か?! 遅い?(笑)

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