■北海道・いんちき釣師の釣日記・平成18年4月分■

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平成18年度・いんちき釣師の釣日記
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4月2日(日曜日) 【厚田漁港】 曇
 引越し予定なのでマンションの契約だとか、引越し屋さんの手配だとか、光ファイバーの申し込みだとか、色々忙しいので、午後から釣りに行ってきた(笑) 忙しければ忙しいほど、目の前には大海原が広がっていく! 大きなカレイが釣り上がって来るところが“ありあり”と見える!
 「でもまぁ近くで・・・」ってコトで石狩湾新港へ向かったけど、たくさんの釣人が居る割りに釣れてないし、風も強かった。「じゃぁ折角なので」と古潭漁港へ。ココも一杯の釣人。でも釣れてない。土地の古老が「港内でも大きめなクロガシラが釣れる。でも今日はダメ」と日銀の総裁のようなコトを言っていた。 向かって左側の防波堤から外海側に投げている人が10cm程のスナガレイを釣っていたが、ソレのみっぽかった。 ズルズルと北上し、又もや厚田漁港まで行ってしまった。「向かって右側の防波堤から外側へどうだろう?」と向かうと、海が埋め立てられていて、地面になっていた(笑) 歩いて防波堤の先端まで行くのが苦しかったので、ぬる〜く車内で竿先を見ていられるトコロに釣座を据える。以前に「大きめカワガレイポイント」だし。
午後1時ごろ開始。横からの風だけど、気にならない程度。・・・・・暇なのでブラーにもイソメを付けて投げてみる。・・・・・・今日って何か「魚全道会議」でもやってるのかな? なんだか留守みたい。 エサ替えで上げてみると「こんな小ぃちゃくても、ちゃんと模様が有るんだねぇ」って感じのカワガレイ。「お母さんとお父さんは?」って聞くと「居ない」とのコトだったのでカワガレイにはお帰りいただき、終了することにした。あんまり長く家を空けてられないし(笑) 外防波堤に歩いて行った人達も早々に引き揚げてきていたので、釣れてはいなかったと思う。

4月8日(土曜日) 【小樽港・色内埠頭/高島漁港】 曇
 色んなHP等で「カレイの釣果が上向きである」と聞いて、居ても立っても居られない。でも木・金曜日は雪が降るような天気。「降ったっていいや」と日付が変わってすぐに家を出た。「HP」←この記述、勿論ホームページの略なんだけど、かれこれ10数年前のネットを始めた頃、何のことや分からず「ヒットポイント」かと思ってた(笑) ドラクエ?
 深夜12時ごろ、寝ボケながら出発。ソレが証拠に竿先と竿立て忘れた(笑) 先ずは小樽・色内埠頭でやる! 「もっと遠くまで・・・」と思ってたけど、すっごく眠くなって小樽付近で動けなくなった。なんとか1本だけ、仕掛けを投げ入れて車に戻ると同時に寝んね。 一体何しに来たのやら・・・4時ごろ目覚めて“やっさん”張りに「眼鏡、眼鏡」とやってから竿を見ると変化なし。「エサ付け忘れた?」と上げてみると重い! 動く! 28cmカワガレイ! 一気に目が覚めたので残りの竿も投入。アタリを待つ。ピクピクとアタリは有るけど釣れないねぇ・・・ただただ竿先が揺れるだけ。 パトロールに来た警察にじろじろ見られながら頑張ったけど、「高島の方が良いんじゃない?」
と「私のゴースト」に囁かれ、5時ごろ移動。 小樽北防波堤側の外防波堤基部付近で再開。相変わらず「タコ釣り」の人たちがたくさん居る。・・・合法? 竿を出すと同時に風が強くなり、ステータスの「幸運」レベルが低いんだなぁと苦笑い。 タコ釣りのおじさんが目の前で大きなタコを2匹も上げたのを見ると、ちょっとやってみたくなるね。兵庫県の一文字防波堤(だったかな・・・?)で夏に「水だこ」釣りに行った事を思い出した。(コレは合法) クーラーのフタをきっちり閉めておかないと逃げるんだよね(笑) 釣りはというとホンの目の前に出した竿にマガレイ19cmが1匹。 先端でもう一人釣人が居たので偵察に良くとこちらもカレイ1枚。 まだ早いのか、2人とも下手なのかは不明。
勝手に総量規制が掛かっているのか? ますます風も強くなり7時ごろ、釣れないし終了。 やっぱり石狩方面だったか!と後悔しても遅い。 更に寝惚けていたのが財布を持っていなかった(笑) お茶1本飲めずに帰る。 最近家の猫が何でも食べるようになったのに、釣ってきた魚を食わない。 買ってきたカレイは食べるのになぁ? 今日のカレイは食べてくれるかな。 因みにカワガレイは又、家まで生きて帰って来た。 釣場ではそう思わないけど、家まで生きて帰って来ると何だか「かわいそう」な気になっちゃうねぇ。 そうそう、明日の天気は? ほう、中々良さそうじゃん。 事情が許せば明日も行っときたいねぇ・・・

4月9日(日曜日) 【古潭漁港】 曇時々雪 強風
 事情が許しているかどうか、良く分らない早朝のうちに出発! 家人は寝ているので事情が有るのかどうかも不明(笑) 今度は石狩方面へ!
 まるで家出のように朝4時ごろ出発! 「一番乗りだべ」って考えは甘かったね(笑) 外防波堤先端には既に車数台。おまけに到着と同時に雪が降ってきた。風も強いし、なんだかお腹も痛くなってきた(泣) 折角来たのに戦意を喪失し、港内側へちょろっと投げた。 向かって左側の防波堤先端から船道付近へ竿を出しているおじさんに状況を聞くと、昨夕5時ごろから今(午前5時ごろ)まででクロガシラ(20cm程)一枚だって! ん〜益々戦意が・・・「今日は混んでますね」と言うと『当漁港でクロガシラが良い』と新聞に出たらしく、釣人が殺到したとか。 外防波堤をしばらく眺めていたけど、バシバシ釣れている感じではなかったなぁ。
港内側でも勿論全く釣れない。いやいや皆さんだよ? 自分だけではなく(笑) 何となく竿を出しているだけ的な状態の中“事情”からメールが入り、7時ごろ帰ることになった。止める切っ掛けが出来て良かったわ(笑) イワデモガナだけど坊主。 ところでこの日が4月9日で「子宮の日」って知ってた? 無茶だよねぇ・・・

4月11日(火曜日) 【石狩河口橋付近】 曇 やや強風
 朝何となく目が覚めると午前3時。「コレや! コレやで!」と意味不明な叫び声を上げて釣りに行く事にした。 夢で「石狩川どうよ?」って言われたような気がしないでも無くない。
 戦国武将の出陣のように立ったままお茶漬けを食べて、急いで出発。当初、石狩川の船着場を考えたけど、何となく・・・いや敢えて言わせていただければ「釣師の勘」で石狩河口橋付近へ入ることにした。 実は日曜に古潭漁港からの帰り、橋の上から2台ばかり車が止まっていたのが見えたので行ってみた。 でも、途中にはまだ雪が残っていて、危なく車が埋まってしまうところだった(笑) 日曜は結局行けなかったんだけど、今日はスコップ持って来たもんね! って到着したら、誰かが既に除雪してくれていたわぁ。で、なんなく釣場へ。まだ暗い4時半ごろ、なるべく先端から石狩川へ向かってキャスト! 気温は高いのかもしれないけど、やや風が強く、寒く感じられたので車内でアタリを待つ。・・・・・・・・・・待つ。 ??
あら? また? やっちゃった? 明るくなってから釣人が一人、左側の生振運河方面へ入釣した。そういえば日曜に見た時も、運河側へ投げてたなぁ。 んではと、そろそろ移動して「運河の河口」的な合流部へ投げる。 するとどうでしょう! あっと言う間にカワガレイ。 次々とカワガレイ、カワガレイ、カワガレイ。25〜15cmのカワガレイが釣れる。明るくなりだした5時ごろから、終了の6時頃までに14匹。 短い時間だったけれども充分に引き味を楽しんで、一応、平日なので早目に終了した。 気になったのが、釣れる魚に黒い「ガン」みたいな出来物がある事。去年もココで釣った魚に出来物が有って気味悪かった。 なんだろうねぇ・・・やっぱり食べちゃまずいよね?
そういう「ガン魚」が14匹中2匹。リリースしたかったけど、たまたま針を飲ませちゃったので持って帰ってきた。 でも普通リリースでしょ? そうすると「健康な魚」は釣人に持って帰られて、「ガン魚」はリリースされる事になる。 「ガン魚」に繁殖能力が有ると仮定すると、この「ガン魚」あるいは「ガン魚になりやすい魚」が増えるんじゃ・・・?

4月15日(土曜日) 【黄金漁港/崎守漁港】 曇時々晴れ やや強風
 いよいよカレイシーズンの到来に、血沸き心躍る! 前回の釣果に調子に乗り、周囲には「川鰈釣太郎」と呼べ、等と喚き散らして、いい気分(笑) お仕事と06北海道・道の駅スタンプラリーを兼ねて室蘭に行ってきた。農林水産省アタリから正式に勧告が来るくらい釣るつもり。
 理想としては「早朝からのゴールデンタイム」なんだろうけど、道の駅も回りたいので、それに合わせてAM7:30頃札幌を出発。この日(15日)がスタンプラリー開始の日。ソレやらお仕事系やらで、釣りタイムは午後1時位からになった。途中で室蘭港の各所を偵察したけど、ほぼ誰も居ない。出発前には、人が多くて入る場所に困るんじゃないか?って思っていたのになぁ・・・今回は何度か一緒に竿を出したよっしー君(新中1)も同行。故・ささげとしお氏のDVDを購入したんだって! 「今度室蘭に来たら貸してね?」と頼み込む(笑) よっしー君(新中1)に室蘭情報を聞いても新学期で忙しく、情報不足。 そこでコンビニで新聞チェック!
ありゃりゃ? 全然釣れてないじゃん・・・「黄金漁港でアブラコ・カジカ」とあったので、少し足を延ばして行って見るコトにした。 良い天気の日曜なのにぽつぽつの人出。ほぼサビキ釣りの人。 外防波堤は無人君。「まぁ無人だからと言って釣れない訳では有るまい」と、旧帝国陸軍幹部のような観測の元、防波堤先端部へ。 手前からは見えなかったけど1人、防波堤曲がり角で竿を出していた。 現在午後1時半、午前11時より始めてスナガレイ1枚だって。ん〜・・・
ヒーヒー言いながら先端部に入釣。風が強いけど追い風なので、まぁいいか。ちょっとテトラが小さくて取り込みに苦労しそうだなぁ・・・って心配は全くの杞憂。 エサは取られている様なので、何か居るんだろうけど、釣れない。風が強くて、微妙なアタリなんかわかんない。 港内側へも竿を出していたよっしー君(新中1)がミニアブを釣ったのみで、後は海監視業務。密入国者は居ないかな? って感じ(笑)
風で体感温度が低く感じられ、午後3時ごろ、釣果無しのまま終了。 防波堤からの帰路、見慣れない仕掛けでカジカを上げている釣人が居た。何かペットボトルを付けてたよ? TV番組の『サバイバー』で見たような・・・? 車へ戻り、帰ろうかなぁって思ったけど、それではあんまり寂しい・・・と、崎守漁港で再チャレンジ。 “埠頭先端部へ徒歩での往復”に体力を奪われ、更に“何も釣れない”コトに精神を蝕まれて廃人のような“いんちき釣師”に比べ、果敢にブラーやワームで攻めているよっしー君(新中1)。若いってすばらしい! そんな姿に「神様、どうか1匹でも釣らせてあげて下さい」とお願いするも、神様は魚の味方。なんにも釣れない。
午後5時前、帰還命令メールが来て終了。「これからって時間になぁ」等と苦情を言いながらも、頭の中では「何故釣れなかったか」について言い訳を考えていた。 よっしー君(新中1)とGWは積丹か石狩での雪辱戦を約し、泣きながら室蘭を後にした。 その時にDVD貸してね♪

4月22日(土曜日) 【石狩川・河口橋付近】 曇 やや風
 「室蘭の仇を石狩で討つ」と、先週釣れなかった腹いせに、石狩へ行って来た。 ココでも釣れなかったら、周囲の人間に不満をぶつけ出すので、本人よりも寧ろ、周りが「釣れてくれ」と祈る始末。 挙句には「あまり“釣る”と気合を入れてはいけない。釣れなかった時のショックが大きいから」等と言われる(笑) 前回「坊主」だったので、プチ出家状態。 ただ黙って海を見ていたので「黙海」と法名を付けた。 南無〜(合掌) 出家したけど魚は釣れず、供養をする事も無い。
 午前3時半、こっそりと家を出て石狩へ。 前々回よかった石狩川・河口橋を目指す。 最近は自作塩イソメ(和風味)を常備しているので、便利♪ 4寺過ぎに釣場到着。先端部に1人釣人が居る。 「あそこは釣れないんだよね」等と不遜なコトを思いつつ、前回と同じ場所に釣座を据える。 1投目投入直後にカワガレイ。 今日もいい感じで釣れるといいな。 気温は高めだけど、風がやや強く、ちょこっと寒い。 雨のせいで地面がぬかるんでいる。 川は水量が多く、濁りもキツイ。 2匹目が毎度、ウグイさま。しかもダブル(笑) この前は1匹も釣れなかったのになぁ・・・今日はウグイっちゃうのかなぁ。 4時半ごろから、もう明るくなってきた。 寒いけど、春なのね。
徐々に釣人も増えてきて、運河側でパクパク、カワガレイを釣り始める。 と、先端に居た釣人も運河側へ移動(笑) そうそう、そっちの方が良いみたいだよ。 1度、竿尻が持ち上がるほどのアタリが有って、慌てて合わせると、一瞬で釣り上げるのを諦めるような強い引き! 尋常でない重さ。「チョウザメ?」等と混乱しつつ格闘。周囲に縋るような視線を走らせるが、誰も助けてくれそうに無い(泣) 大げさではなく竿が折れそうだった。 騙し賺し引いていたけど、急に軽くなりバレちゃった・・・上げてみると針が折れていた。 恐らくでっかいコイなんだろうなぁ。
でもチョウザメって可能性も有るでしょ(笑) チョウザメって思うことにする。 6時ごろ、これ以上釣ると毎日「カワガレイ」を食べる羽目になるので終了。 その頃には運河側には10人前後の釣人。「平日なのに、みんな好きだねぇ・・・」って思ってたら、ラジオで「・・・土曜日・・・」と言っている。 あ? 携帯を見ると確かに「土曜日」の表示。 土曜日かい! かなり脳みそが溶けている感じだな。 家に帰ると「こんなにどうすんの!?」と予想外の叱責を受けた。 コレでも途中で止めたんだよ・・・泣きながら頭を落としたり、内蔵を出したりした。 13〜25cmカワガレイ21匹。 大きい方から順にご近所にもお裾分け。
勿論「小さくて申し訳ないんですけど・・・」と言っておく(笑) プチ出家は終了。 再び「川鰈釣太郎」として、芸能界デビューを目指すことにした。

4月26日(水曜日) 【石狩湾新港・東外防波堤】 曇時々雨 強風
 ♪釣りの為なら〜女房も殺す〜♪ と云うコトで、石狩へ釣に行ってきた。 ん〜「殺す」じゃなくて「泣かす」程度のDVだったかな(笑)
 朝の3時に一旦目が覚めて、「すわ!釣り!」と張り切ったけど、なんだかお腹が痛い。ニヤニヤする。正露丸を飲んで再び布団へ。 再度4時半頃起床、今度は平気♪ 忍者のように隠密に準備をして出発。 塩イソメの残量が少なかったので、釣具屋さんによってから石狩へ。5時ごろ、東防波堤へ到着。4〜5台車が止まっていた。 小雨がパラつく中、道具を担いで防波堤先端部へ向かう。空を見ると青空の出ているところもあったので、雨の心配はそうでも無い感じ。 東外防波堤、厚田方面部分には釣人が居るが、小樽方面部分には誰1人居ない。室蘭だと「誰も居ない。ダメだ。」と思ってしまうけど、石狩だと「しめしめ独占だ」ってなるね(笑)
先端部へ釣座を据え、外海側へ投入。左からの風が強め。潮の流れが速くて、20号の錘では流された。 オリジナルちょい投げ仕掛け・小物用SPもルアーロッドに装填し、コレは内海側へ。 風が強くて微妙なアタリが判り難いけど、20cm程度のスナガレイ。 後は散発的にスナガレイ、クロガシラガレイが釣れた。 内海側は船の出入りが気になったので、すぐに終了。 風が強くて体感温度が低い、更にすっきりと晴れず、小雨も降ったり止んだり・・・太陽でも顔を出してくれれば少しは、暖かく感じるかもしれないけど、それも望めそうも無い(泣) 寒さ、飢え、スーパーが開店して特売品を買いに行かなくてはいけない等の理由で7時終了。 17〜23cm、スナガレイ×5、クロガシラ×6の釣果は自分的には満足。 家に帰ると「またカレイかい!」と非難を浴びる。「今回はカワガレイではないスナガレイと
クロガシラガレイである」と弁解しても「カレイはカレイだ」と聞き入れて貰えずじまい。 今晩は「カレイの唐揚」と「カレイの煮付け」なんだろうな・・・いやいや嫌ではないんだよ。

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